2011/10/17

NVDA:教材研究〜XPリーダー+Skype5.5 XP環境の場合

0.環境設定
読み上げをJTalkから Microsoft Speech SPI(Haruka)に変更しました。
JTalkでは聞き取りにくいということでの変更です。本当は 慣れているProToker系をMicrosoft
SAPI4で読ませたかったのですが ダウンロードできるほど通信帯域に余裕が無く
手元のUSBメモリデータでインストールできるHarukaにしました。

そのほか
NVDAJP起動は、1.1Jポータブル版をデスクトップにコピーし、ショートカットキーをデスクトップにコピーした上で
Ctrl+Alt+Nで起動するよう設定しました。

Skype起動は、プログラムメニュー直下にショートカットをコピーしておきました。

Skypeの設定
◎Skypeのメインメニューで、ツール>アクセシビリティより
拡張キーボードナビゲーションとスクリーンリーダーモードが、それぞれ有効になっていることを確認しておきました。
◎Skypeのメインメニューで、ツール>設定>詳細>ショートカットより
ショートカットキーが有効化されており、 Alt+PgDnで切断操作が、Alt+PgUpで応答操作が、それぞれ設定されていることを確認しておきました。
◎skypeのメインメニューで、「ツール」から「設定・・」で「一般設定」の
「リスト上の名前をダブルクリックで通話開始」にレ点を付けることにより
連絡先リストの通話相手を上下矢印で選んだ後「enterキ―」だけで呼び出し
開始する設定にしておく。



1.XPReader一時停止、NVDAJP起動、Skype起動 ※サポート側宿題あり
NさんPCは 起動するとXPReaderが起動するようになっています。
以下の動作を練習しました。
1-1)Skypeを起動する前にまず Pauseキーを押下してXPReaderの読み上げを一時停止する。
※実は(後述の)4.連絡先リストに追加 で問題が発生したため、
Skype起動の際は「Pauseキーを押下によるXPReaderの読み上げ一時停止」ではなくXPReaderを終了させるのが良いだろう、
と丸山さんとお話しました。 具体的な操作手順の確認はサポート側宿題です。→変更予定
1-2)Ctrl+Alt+Nキーを押下して NVDAJPを起動する。
1-3)ウィンドウズキーを押下して プログラムメニューを開き、上下矢印キーでプログラムメニュー直下のSkypeを選択し Enterキーを押下して起動する。

2.Skype連絡先リストにアクセスし呼び出し、切断
2-1)Skypeアプリケーションを選択した状態で ESCキーを押しメニューを表示する。左右矢印キーを何回か押して 「表示」メニューを選択し、
上下矢印キーを何回か押して 表示メニュー下の「連絡先リスト」を選択し、Enterキーを押す。
2-2)Skypeの連絡先リストを選択した状態で上下矢印キーを何回か押し発信したい連絡先を選択する。練習では”Skypeテスト通話”を選択。
→設定を変更しエンターだけで呼び出し開始
2-3)アプリケーションキー(通常右側Altキーのすぐ右隣、メニューとマウスカーソルのマークが刻印されている)を押してコンテキストメニューを開き、
上下矢印キーを何回か押して「このコンタクトに発信」を選択し、Enterキーを押す。すぐに発信が開始される。
※四方田補足 A)アプリケーションキーを押す操作は、マウスの右ボタンをクリックした操作と同様、コンテキストメニューが表示される。Shift+F10キーを押す操作も同じ。
B) 参考~アプリケーションキーの画像ファイル
2-4)Skypeでの交信中、Alt+PgDnキーを押し Skypeを切断する。

3.他PCからのSkype呼び出しに応答
3-1)他PCからのSkype呼び出しに Alt+PgUpキーキーを押して応答し、Skypeでの交信を行う。

4.連絡先リストに追加 ※サポート側宿題あり
4-1)Skypeアプリケーションを選択した状態で ESCキーを押しメニューを表示する。左右矢印キーを何回か押して 「連絡先リスト」メニューを選択し、
上下矢印キーを何回か押して 連絡先リストメニュー下の「連絡先リストを追加」を選択し、Enterキーを押す。
4-2)新たに「コンタクトに追加」の画面が表示され、画面が選択された状態になる。
Tabキー(もしくはShift+Tabキー)を何回か押下すると
4つの入力フィールド ”メール”、”電話番号”、”氏名”、”Skype名”、そして追加ボタンへ移動できることを確認した。
※ここで(先に述べたように)問題が発生。「Pauseキーを押下によるXPReaderの読み上げ一時停止」では
4つのフィールドに入力できず、XPReaderをマウスで終了させてから操作すると入力できることが判明した。
問題回避のための具体的な操作手順の確認はサポート側宿題です。
(四方田さんの投稿より転載)

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